開咬

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開咬とはどのような症状なのか?

開咬

口を閉じたときに奥歯のみが噛み合い、前歯が閉じない状態です。不正咬合の中では、様々な問題を引き起こしがちな症状の1つです。

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開咬の原因について

上下の前歯に空隙ができるのは、そこに舌を押し付けていることが多いです。舌の力は自分で思っている以上に大きなものです。子供ときから舌を押し付ける癖がある方は、注意をする必要があります。
舌の癖以外にも頬杖をする、指しゃぶりをするなど複合的な要因で起こることが多いです。何らかの癖による外力によって起こるだけではなく、遺伝的な要因によって骨格に問題があると起きることもあります。

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開咬に適した治療法について

マウスピース矯正治療で対応が可能です。
開咬しているので、口を閉じてくる必要があります。前歯を引っ張りだしながら回転させ、奥歯の咬み合わせを低くすると、前歯が閉じてきます。個人差はありますが、前歯の動きと奥歯の動きが必要になります。
インビザラインでは前歯を挺出させるのに有効的な装置が用意されています。
さらにインビザラインは引っぱり出すだけでなく、奥歯を下げる動きにも対応します。奥歯を押し付けるような力を加えることで、咬み合わせを低くすることが出来ます。