矯正医療の選択

23日、妻と5歳の息子は,しまじろう音楽会を楽しんだようです。幕張ドルフィン歯科の米山です。
当医院に矯正相談に来られる方の多くは、一度他の医院で相談されている経験をお持ちです。そのご相談内容をお聞きすると、医師から抜歯をしなくてはならないことを説明されています。もちろん矯正専門医が行うワイヤー矯正は、抜歯をすることで審美的な改善が望めます。
ではなぜ、私たちは抜歯を躊躇するのでしょうか?虫歯であれば、歯を削る必要があり、そのことにも抵抗はあるのが普通です。さらに虫歯の歯を抜くことにも、納得した説明があれば同意をするでしょう。

しかしながら、その歯が虫歯でもなく保存可能であれば、一生置いておきたいと願うことは当然です。では、歯並びの改善に抜歯が必要であると、医師から説明を受けても納得がいかない理由とはなんでしょうか?
つまり自分の歯を抜いてまで、歯並びを改善したくはないということでしょう。そのなかで、歯を抜かずにできる矯正があることを知り、ぜひ話を聞きたいとなるのでしょう。
私はその願いをかなえるために、取外し式の矯正という医療を学びました。すべての医療には、メリットとデメリットが必ずあります。取外し式の矯正にもデメリットはあります。その双方の特徴をすべてお話しさせていただき、その医療を受けられるかは、その人次第です。