よく噛噛むことの意義

11日12日、2日間にわたり日本顎咬合学会に参加しました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
日本は世界一の長寿国を誇っていますが、ガンや肺炎などの疾患も多い国でもあります。特に認知症の数は、多くなる一方で、今のところ決定的な治療法もありません。
そのような状況の中で、歯科の役割はとても大きく、よく噛める口腔内を構築することで認知症や他の疾患を予防する可能性があります。
咀嚼という行為は、セロトニンという脳内ホルモンを活性化し、うつ病の発症を抑えます。良く噛んで、栄養のある食事を習慣化することが、健康を増進させるのです。

この学会の特徴は、虫歯、歯周病、矯正、インプラントなどの歯科治療をすべて学べる場であるということ。毎年国際フォーラムで開催される、顎咬合学会は国民の健康のためにさまざまな知識を与えてくれます。