取外し式矯正の秘密

空を見上げると、夏と秋の雲が競い合っているかのようです。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
取外し式矯正のご相談に来られる方は、過去に何件かの相談をされてからいらっしゃいます。
大抵の場合、固定式のワイヤー矯正の相談経験ですが、そのなかで抜歯の必要性を聞きそのことに抵抗があると話されます。
確かに萌出間もない歯を抜歯することに躊躇されることは、自然なことです。
取外し式の矯正は、抜歯をせずに歯の土台そのものを広げていく矯正です。

ボリューム的に広がり、狭窄した奥歯を立たせて舌の位置を前方へ移動させます。
舌の沈下は、睡眠時無呼吸症の原因を作るので、その治療にも使用されているところが特徴でもあります。
前歯の叢生や八重歯を本来の位置に移動し、U字系の歯列へとシフトしていきます。
装置自体は夜寝ている時に装着するだけ、昼間はあいうべ体操を実施し、舌と口周りの筋肉を活性化させます。
また、よく噛むことと口を閉じる習慣を身に着けていただくことで、将来の認知症や肺炎、血糖値の上昇を予防していきます。
このような全身の健康を視野に入れた矯正は、他にはありません。

人生は
楽しいことがあって
幸せなのではなく
楽しく生きる時に
幸せになるのだ
坂本龍馬