感謝とは

8日、パリでナダルが前人未到の5連覇を成し遂げました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
彼は、勝利インタビューで対戦相手のジョコビッチや大会関係者に、常に感謝の意を
示していました。
偉大なチャンピオンに敬意の意を。
私は午前中、雨模様の天気にテニススクールのことを気にしていました。
そんななか、妻の慧麗と何気ない話の中で、彼女の幼いころのことを聞きました。
彼女が小学生のころ、縁日で買った4羽のアヒルの雛を育てていたそうです。
毎日のえさやお散歩は、彼女の係りでした。
雛も成長したある日、お姉さんが台所に近づくなと!言って彼女を廊下で静止した。
その夕食には、今まで育てていたアヒルの蒸し物がでたそうです。
彼女にとっては結構、ショックだったに違いありません。
スクールが無事に終わり、妻と3歳の息子とで幼児教室の説明を受けに。
入園前の教育を行うことは、妻にとっては大切なことなのでしょう。
彼女と出会う前、私は5年間外食を余儀なくされていました。
スープストックも当時の行きつけのお店でした。
そのお店に今こうして家族と一緒においしいスープをいただける。
これこそ最高の料理と感じてしまいます。
私は、感謝を言葉でいうことが苦手です。
食卓に出された料理やライバルの存在、今の状況に当たり前というエゴが少なからずある。
はたしてこの世の中に当たり前ということがあるのでしょうか?
動植物だって、私は人間に食べられるために生きています!という生き物はいないはず。
私は人間に観察されるためにこの世に生まれています!なんて言っている生き物は
いません。
私を含めてすべて人間のエゴが、この世の中を映し出していると言わざるを得ません。
感謝は大切です。
ただ、感謝だけで終わらせてしまわないようにすることも、人としての使命なのではと
偉そうに考えてしまうのです。