感謝の育成

幕張本郷の矯正歯科 幕張ドルフィン歯科の米山です。
歯を抜かない取外し式の矯正をご提供させていただいています。
8日の朝、いつものようにジョギングで土手まで。
小雨が降る中、土手でストレッチをしていると、曇り空から晴れ間が広がっていく空を
眺めることができました。
9時ごろ、家を出て、鷺ノ宮まで。
古民家を会場とした勉強会は、以前日本メンタルヘルス協会でお世話になった林先生を
講師として開かれました。
育成心理学という分野ですが、お釈迦様の言葉も引用されていて私としては、
とても興味深いものとなっています。
育成について思うことは、
自分の子供や職場のスタッフに対して、自分がどのような態度や言葉をかけるか
といった日常的に悩むところであります。
山本五十六の言葉として
やってみせ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ
話し合い、耳を傾け承認し、任せてやらねば、人は育たず
やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず
まさに耳の痛くなるような名言を残されています。
私自身、院長として、父親として日々精進の連続です。
教育ではなく共育という意味合いがとても強い
人は誰しも最初から親となったわけではなく、最初から管理職ではなかったはずです。
失敗と成功体験を積み重ねていく中で、もまれながらも人に対して自分なりの経験を
伝えることができるようになっていくもの。
禅語に
一箇半箇
というものがあります。
多くの人に伝えることよりも、一人一人に誠意をもって正しく伝えることが大切という教え
多くの友人を持つことよりも、たった一人の親友と呼べる友達がいるかどうか。
2011年に、私の医院が被災したとき
めったに会うことのない神戸に住んでいる大学時代の友人が、一切何も連絡しないのに
現金やミネラルウオーターを送ってくれました。
涙が出るほどうれしかったことを思い出します。
私にとって彼は、めったに会うことがなくても、心から親友と呼べる存在です。
勉強会がお開きになって、食事会となりました。
そのころには、空は霙から雨に変わっていきました。
古民家で学ぶひと時
私の人に対するあり方を、今一度見直す良い機会を与えてくださった、林先生や参加者に
感謝して家路につきました。
電車から見える空は、すでに青空となっていました。