望みを聴きだす矯正

幕張ドルフィン歯科の米山です。
昨日、虫歯治療が終了し、メインテナンスに入った主婦の方からの矯正相談がありました。矯正相談者のほとんどが、ネット検索からですので、異例中の異例といっていいでしょう。
初診時は、虫歯治療を希望されていたため、矯正の話はしませんでした。ただ、将来の望みをお伺いした中では、歯並びの改善もあったため、気にされていることはわかっていたのです。

私はいつも初診の中で応急処置後に、患者さんに将来の望みをお聞きしています。もちろん、初診時の患者さんは、痛みや、詰め物が取れた、歯茎が腫れたことを治したいという望みを持っています。
そうした状況をある程度改善したのちに、患者さんのまだ意識していない将来の望みを聞き出すことで、さらに上の希望が見えてくるものです。その中に、歯並びの改善があれば、当初の望みがクリアされた段階で、さらなる自分自身の望みをかなえたいと思うことは、必然といえるでしょう。
今回の矯正相談者である主婦の方も、自分本来の望みをかなえたいということが見えたからこその行動であったわけです。その日のうちに矯正治療の契約が成立したことは、言うまでもありません。