機能と形態の回復

梅雨空の天気が続いています。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
現代人の歯列、特に奥歯は狭窄傾向にあり、歯軸が内側に倒れこむ形となっています。
その結果、舌が喉奥に追いやられると、睡眠時無呼吸症の発症にもつながります。
狭窄した歯列の場合、前歯も並びきらず叢生となります。

つまり狭窄した歯列を本来の位置に戻すことで、舌が前方へ移動し、前歯の叢生も改善できます。
歯軸が起立することで、噛みやすさがよくなり、機能と形態の改善が期待できます。
このような治療は、取り外し式の矯正で可能となりますが、忘れてならないのは、舌と唇や頬の筋肉を活性化させるためのトレーニングが必要となることです。
夜間の装置の装着と日中のトレーニングやよく噛む習慣が機能と形態、環境を改善し、一生涯の健康を担保してくれるでしょう。