歯列不正の時代

夏休み期間に、多くの児童や学生さんの矯正相談があります。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
昭和30年代は、虫歯の洪水といわれていましたが、平成から令和になり、今では歯列不正の洪水の時代となっています。
なぜ、これほど歯列の不正が蔓延化しているのでしょうか?
その原因のトップは、軟食化の文化にあると考えています。
食卓や給食では、簡単に食事を済ませることが多い傾向にあります。

また、スマホやテレビ見ながらの食事も、よく噛む習慣とはいいがたい状況にあります。
親でさえこのことに気付かないのですから、お子さんも右に同じと言わざるを得ません。
特に前歯を使うことが少なくなり、舌や唇の力も衰えています。
矯正治療中でも、よく噛む習慣と舌と唇の力を活性化させる体操を実施していただいています。
治療によって機能と形態を変え、さらにご自身で習慣を変えていけば、理想とする歯列、舌、口唇となります。