死を見つめる ~千葉の歯科なら幕張ドルフィン歯科~

幕張本郷の予防歯科 幕張ドルフィン歯科です
日本人は、肉体的苦痛の中で、死ぬかどうかよりも、平和で幸福な心の状態で死ぬかどうかにより関心を持つ。
だから日本文化では、死は単に生命の自然な終わりではなく、人生の最後の重要な達成なのである。
その意味では、死は生の領域内にある。
これを言ったのは、宗教学者である岸本英夫でした。
自らがんを宣告され、闘病生活を綴った  死を見つめる心 は、50年前にベストセラーとなりました。
今では、がん告知はあたりまえのようになっていますが、その当時は、家族に伝えるだけで本人には知らされないことが常識とされていました。
そのなかで、自分の死を見つめることは、想像を絶する心境だったに違いありません。
岸本が言うように、死を見つめることが生を考える本質となり得るということでしょう。