物語を聴く

大型台風が通過します。くれぐれもご注意ください。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
矯正相談に来られる方のお話を聞いていると、なぜ歯並びが気になったのかという問いにそれぞれの物語が隠されていることに気づかされます。
特に学生時代は、交友関係の幅が狭く、すでに矯正治療を始めている友達の影響が大きいようです。
それまであまり気にしていなかった自分の歯並びが、友人の影響で露見してきます。その時初めてインスタなどで検索し、矯正治療にも多くの方法があることに気づくようです。
たいていはHPで予備知識を得てからの相談となりますが、矯正のイメージは、ほぼワイヤー矯正を思い浮かべるようです。

取外し式の矯正はまだ認知度が低く、その矯正をワイヤー矯正と比較し、その落差に驚かれることがほとんどといえます。
取外し式矯正の目的は、狭窄した歯列の解除と本来の歯列への誘導、良く噛む習慣を身に着けていただくことや鼻呼吸の促進といった、全身の健康をも視野に入れたところにあります。
ご相談時には、まず相談者の情報収集のための質問をし、最後に本質的な説明へと入っていきます。
口腔機能を一度良い状態に戻してしまえば、その後の人生は良い方向へと進む可能性が広がることでしょう。