生活の中の歯列

連休中皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
幕張ドルフィン歯科の米山です。
29日に、私は家族と御茶ノ水のジャズ野外フェスに参加しました。昨年の野外フェスは、錦糸町界隈であり、ストリートや公園には、ジャズを堪能する聴衆で盛り上がりを見せていました。
今秋には、横浜や代々木でも、ビッグなジャズフェスが予定されていて、私も気が気でなりません。
ブルーノート東京のようなライブハウスで聴くジャズも酔いしれるのですが、野外で聴くジャズは、また別の高揚感があります。

最近私は、取外し式の矯正治療中に装置の調整以上に大切にしていることがあります。それは、歯並びが悪くなった原因をお話しすることです。
多くの方は、歯並びが悪くなるのは遺伝という認識ですが、実は幼いころからの食習慣が大きく影響を受けていることには、考えが及んでいない傾向にあります。
軟食傾向にある現代食は、舌や頬の筋肉を弱めてしまい、その影響が歯列を狭めていくのです。また、柔らかい食事を毎日食べていくことで噛む回数も減り、益々歯列不正を助長していきます。
そのような原因を治療の中でお話しし、よく噛む生活習慣と舌と頬筋の力を高めるあいうべ体操を治療と思って行ってもらうようにします。
毎日の装置の装着だけでは、歯列不正は改善しません。今まで普通に感じてきた生活習慣の改善も視野に入れて行かなければ、理想とする歯列にはなり得ないのです。
今までの生活習慣が自分の歯列不正につながっていることを自覚していただくことで自ら治すという意識を持ってもらいたいのです。

諦めるための
言い訳よりも
諦めたら
どれ位後悔するかを
考えるべし
坂本龍馬