睡眠時無呼吸症の原因

診療中、あまりに暑くなり今年初の冷房を入れました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
先日の日曜日は、朝からテニスをしましたが、冬のスタイルなので暑くてしょうがありませんでした。
5月は、季節的には初夏ついこの間までの寒さがウソのようです。
テニス仲間の年配の方が、自分は睡眠時無呼吸症で夜寝ている時の酸素吸入が欠かせないといっていました。

確かにその方は、歯列不正があり、口をぽかんと閉じられない口呼吸でした。
睡眠事無呼吸症の対症療法としてC-PAPという酸素吸入があります。
しかしながら根治術でないので、一生涯装置を装着する可能性が高いようです。
私が実践している取外し式の矯正治療は、狭窄した歯列を広げていき、舌を前方へ誘導します。
それによって舌の沈下を防ぎ、無呼吸症の改善へつなげていく可能性を上げていくものです。
また、舌自体の活性化を促進させる、あいうべ体操を実施していただくことで、舌本来の位置である上顎へべったり付くようにします。
お気づきのように取外し式の矯正とあいうべ体操は、睡眠時無呼吸症の原因療法となり得ます。
数年前には、NHKの特番にも、取外し式の矯正による睡眠時無呼吸症の治療が紹介されています。
対症療法も大切ですが、なぜ病気になったのかを自ら追求する姿勢が必要であり
それが,現在の生活習慣を改善させるための,きっかけになると思うのです。

今弱ければ
これから強くなる
今強ければ
これから弱くなる
弱い人ほど
伸び代が大きいのだ
坂本龍馬