縄文式に帰る

台風一過の残暑が厳しいようです。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
縄文の人は野獣を捕獲し、その肉を食いちぎる行為が食生活にはありました。
弥生の農耕時代に入るとその捕食という行為も少なくなり、顎が狭窄し、歯列不正が見られるようになります。
明治以降、西洋食が流入し軟らかい肉やスイーツが氾濫してくると、歯列不正の傾向に拍車がかかってきたように思います。

また現代では口呼吸傾向が強くなることで、アレルギーの蔓延化が起こり、口腔機能は著しく低下してきたようです。
肺炎が現代の死因トップにあることも、その理由に一致すると考えています。
前歯で噛みちぎる縄文式の咀嚼に加え、口を閉じて鼻呼吸を意識することで、歯列不正やアレルギー、その他の疾患を未然に防ぐことが
可能となるでしょう。