自分を励ます

朝晩が冷え込む季節となりました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
私が常に矯正相談時に心がけていることは、本人にやる気があるかどうかです。固定制のワイヤー矯正とは違い、取外し式のため、本人が自ら装着しない限り、治療が前へ進むことができません。
多くのミスマッチは、親御さんがやる気になっているのに対し、当のお子さんがやる気がない場合途中でドロップアウトしてしまうことです。それを防ぐためには、矯正相談時からの見極めが必要となります。
やる気のあるお子さんは、自分の気になる部分をしっかりと指摘してくれます。また、やりたいの?という問いに大きくうなずいてくれるものです。矯正治療は、虫歯治療とは違い治療期間が数年単位となります。
特にお子さんは情動の変化があるために、常に励ましの言葉も大切となります。小学生までのお子さんには、毎日装置を付けた日にチエックするカードを渡し、それを毎月の調整に持ってきていもらい、プレゼントと交換するご褒美も行っています。
励ますという行為は、人をやる気にさせまた、自分自身にも励ましの言葉をかけることで大きな成果が生まれてくるものです。

12日に私は,まさき歯科へ向かう道を歩いていました。そこは、前妻と一緒に暮らしていた地でもあります。彼女は,9年も前に他界しています。
そんな思い出の地を歩いていると、ふと悲しくなるのです。私も過去、何度も自分を励ましてきました。毎日毎日涙を流す日でも,常に自分を励ます。
今の妻も同時期に旦那さんを亡くし、当時はうつ病になったと聞いています。それでも彼女も自分自身を励まし続けてきたのでしょう。だからこそ、今がある。
皆さんも何かを取組むとき、あるいは困難にぶつかった時、ぜひ自分を励ましてください。きっと、いいことが待っていますよ!