本来の呼吸

学生さんの新学期が始まります。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
秋の学会でポスター発表を依頼されています。今回は、呼吸について考察をし、発表する予定です。
現代人の呼吸は浅く、口からの呼吸の傾向が強いようです。情報というストレスから逃れることができず、浅い呼吸が本来の呼吸であるかのようです。
本来の呼吸は、深く、また鼻で呼吸するものです。また、日中寝不足気味の場合、夜中に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症の疑いがあります。
呼吸を意識する手法には、古来からヨガ、座禅、瞑想などがあり、鼻呼吸を意識するものです。呼吸を意識することで、脳内のセロトニンが分泌され、心が落ち着きます。

落ち着くためにはまず深呼吸と古来からの教えは、理にかなっています。人は、一日のうちで何回意識的な呼吸をしているでしょうか?
私が臨床で扱っている取外し式の矯正は、咽頭や鼻腔壁の拡大も視野に入れ、またあいうべ体操によって、口呼吸から本来の鼻呼吸に変えていくものです。
私自身は、毎朝健康気功を実施し、呼吸と向き合う時間を作っています。あなたも一度自分の呼吸が浅いか、深いかをより観察してみてはいかがでしょうか?

なんで
そんなにあわてる?
あわてるから
前に進まない
深呼吸して
先ず落ち着け
その方が
早く目的地に着ける
坂本龍馬