呼吸にアプローチする矯正

学生さんや学童も新学期を迎え、校舎から元気な声が聞こえてきます。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
運動会や音楽界の季節でもある秋です。私の息子も小学校一年生なので、応援や鑑賞する機会も僅かですがあります。
そのなかで、いつも気になることといえば、ぽかん口のお友達です。
運動している時や歌っている時に口で呼吸することは、自然なことですが、何もしていない瞬間でもぽかんと口を開けた状態は、要注意です。

特に歯並びが悪いお子さんが、口呼吸の傾向が強く、歯列不正と口呼吸の関係性は高いといえます。
良く噛まない、噛めない児童や学生が増加する背景には、柔らかいものしか口にしない習慣やスマホやテレビを見ながらの悪い姿勢での食事が影響しています。
矯正治療の中でも装置の装着のみならず、よく噛むことや正しい姿勢での食事習慣をアドバイスしています。
このように歯列改善には、日常の中で口呼吸から鼻呼吸へのシフトや咀嚼、姿勢など診ていくポイントが、多岐にわたります。