予防医療としての矯正

穏やかな年末を過ごされていることと思います。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
私の診療の主軸は、取り外し式矯正のほかに予防歯科があります。
予防歯科とは何かといえば、治療後の口腔内を一生涯自分の歯で過ごすことができるように、定期的な予防管理(メインテナンス)を実施していくことです。
当医院では、3,4か月ごとの歯科での予防管理をお勧めしています。
矯正治療中の患者さんも、3か月ごとの虫歯予防を実施しています。

私は、2001年の開業後、取り外し式矯正勉強会と日本ヘルスケア歯科学会に所属し、矯正と予防の勉強を継続しています。
誤解を恐れず言わさせていただければ、歯科本来の使命は、歯の治療よりも歯の保存と予防にあります。
また予防医学という大枠から見ると歯科治療は、どこまで行っても対症療法にすぎず、原因療法は、予防管理と矯正に尽きるでしょう。
矯正の中でもすべての歯を残す非抜歯矯正となり、さらには呼吸や姿勢、食生活の改善も視野に入れた予防矯正であるはずです。
この2本の柱は、当医院の土台であり、ゆるぎない患者利益となるでしょう。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。