口腔の発育

千葉市 幕張本郷の矯正歯科 幕張ドルフィン歯科です
人の顔面の成長は、5~8歳に大きな変化が起きます。
舌がしっかりと正しい位置に収まり、
唇はかるく閉じられ、
かみ合わせは、きわめて近接している
これらの機能が正常に発育していることが重要です
現代のお子さんの問題として、口呼吸があげられます。
ぽかんと口を開けた状態で、本来の鼻呼吸ができていない
その結果、口からダイレクトにウイルスやアレルギーの元を取り込むことで、
アレルギー疾患や風邪を引きやすくなる体質となります。
口呼吸の原因は、離乳食期が早すぎること
母乳の期間が短すぎることがあげられています。
乳幼児をお持ちのお母さんは、この重要性をぜひ知っていただきたい。
健康は、吸啜から始まり老齢期になっても口で終わるのです。
現代のような軟食の食文化では、よく噛む習慣がなおさら必要といえます。
よく噛まない習慣は、奥歯の狭窄を招き、舌の位置を後退させ、睡眠時無呼吸症や
扁桃腺由来の疾患を併発させます。
奥歯の狭窄を矯正するには、取り外し式の床矯正の出番となりますが、
それ以前に実践していただきたいことは、
よく噛むこと(なるべく硬いものを食べる)
口を閉じること
正しい姿勢を意識すること(背骨を意識すればおのずと姿勢も良くなります)
このような生活習慣を心がけることで、一生涯の健康を維持安定させることが可能となるでしょう