呼吸を指導する歯科とは

18日、春の息吹を感じさせる天気となりました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
以前私は、1年間ほど医院内で口呼吸についての講演会を毎月、開催していました。対象は、乳幼児をお持ちのお母さんです。口呼吸は、乳幼児期から始まり、アレルギーや風邪を引きやすい原因を作ります。
なので、乳幼児をお持ちのお母さんにぜひ、そのことを知っていただきたいという思いがありました。虫歯予防に関心のあるお母さんは、大変多いのですが、口呼吸ともなると初めて聞かれる方の方が、圧倒的に多いようです。
口呼吸というよりぽかん口といったほうがわかりやすいでしょう。本来人間は、鼻呼吸ですが口でも呼吸することを乳幼児期に覚え、それ以来ぽかん口となってしまうお子さんが、圧倒的に多いのです。

現在は、講演はしていませんが,矯正治療中の患者さんを中心に口の周囲筋や舌を活性化させるあいうべ体操や,夜寝る時に着けてもらうマウステープを勧めています。歯科は、ただ単に虫歯や歯周病を治す機関ではなく、正しい呼吸に改善する場所との認識もあっていいのではと思います。