後戻りの少ない矯正

24日は、朝から良い天気となり、久しぶりのテニスを楽しみました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
先日の矯正相談では、高校生の女の子とご両親がいらっしゃいました。前歯がやや出ていることが気になるとのこと。叢生はあまり見られませんでしたが、前歯が出ていることでいわゆるアヒル顔となっています。
狭いコンサルルームに4人入るともうぎゅうぎゅうです。そんななか、お話を伺うと以前の矯正相談では、抜歯をしなければならないといわれたとのこと。抜歯をすることがとてもいやで、当医院の抜歯をしない取外し式の矯正に興味があるとのことでした
当医院の取外し式の矯正は、歯の土台そのものを広げていきスペースを確保します。また出っ歯は、前と後ろのワイヤーでサンドイッチ的に修正をしていく方式となります。治療途中、大きく拡大していくため、すこし歯に隙間ができますが、これは後戻りを計算して行うためです。

矯正治療は、ワイヤー矯正にしろ取外し式の矯正にしろ必ず後戻りが起こります。ワイヤー矯正は、抜歯したスペースを使って歯並びを改善するため、後戻りが大きいのですが取外し式の矯正は、歯の土台を広げていくために後戻りは、とても少なくて済みます。
この違いはとても大きく、私が一番強調したいところでもあります。いずれにしろ抜歯をしないで治せればそれに越したことはありません。患者さんにやさしく歯並びを改善できる矯正と考えています。