呼吸と姿勢

21日は、やや寒さが衰えを見せた一日でした。幕張ドルフィン歯科の米山です。
取外し式の矯正治療患者さんへ,いつも説明していることがあります。歯並びが悪くなる要因の一つに口呼吸があるということと、その改善のための運動をしましょうということです。
最近マスコミでも取り上げられるようになった あいうべ体操 は口の周囲筋と舌の筋力を向上させるものです。内科医である今井先生が考案し、アトピーや関節炎患者を薬を使わずこの体操だけで改善させる実績をお持ちです。
口で呼吸することを辞めて鼻呼吸を意識するだけで、多くの疾患が改善してしまうメソッドは薬漬けの医療を根本から変えるものです。アトピーがひどく,ステロイド薬を使っていた患者さんがあいうべ体操を継続したことで薬を止めることができたという事例が後を絶ちません。
そのようなメソッドを歯科でも使用することで,歯並びの改善の一助だけでなく、口腔内の健康の維持増進にもつながっていくことは間違いありません。

21日の午後、私は背骨と骨盤、呼吸を意識したエクササイズであるピラテイスの個人レッスンを受けました。ピラテイスは、トップアスリートや軍隊も採用している体幹を鍛えるものです。
姿勢は、背骨と骨盤を意識することで正しい位置に収まってきます。体幹を鍛える前提としてこれらを意識することは、とても重要。正しいかみ合わせと正しい呼吸や姿勢は,密接につながっています。