最高の呼吸法

穏やかな秋晴れが続いています。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
歯列不正や他の疾患の原因をたどると、口呼吸が関係していると考えています。
特に喘息患者は、呼吸過多となっていて一時的に薬で抑えても、原因療法とはなりません。
ハウスダストやダニ、花粉は喘息を引き起こすきっかけに過ぎず、常に口を開けている状態が、血中二酸化炭素濃度を上げ、口での呼吸に依存してしまう状態となります。

喘息やアレルギー、肥満の問題は呼吸過多にあります。
鼻呼吸は、呼吸量を減らし、一酸化窒素量が上がります。
鼻呼吸は、肺を守る働きがあり、また容易に汚染物質、細菌、バクテリアを肺に取り込むことを防ぎます。
また、夜寝ている時にも口を開けた状態が考えられるため、マウステープを貼ります。
取外し式の矯正は、気道や咽頭を広げる治療でもあるため、機能的な改善ができる矯正です。
私がお勧めしたいのは、疑似高地トレーニングです。
口を閉じ鼻をつまんで息をこられられる限り歩き、酸素を吸うときは必ず鼻で息を整えるこれを毎日の通勤、通学中に実践することです。
この詳細は、パトリックマキューン氏の人生が変わる最高の呼吸法という書籍にありますのでぜひご一読ください。

当たり前を
疑うことから
真理の探究は始まる
常識という
古い概念が壊れたとき
真理は初めて
その姿を見せ始める
坂本龍馬