鼻呼吸効果の検証

冬の寒気が師走の空を覆い、年の瀬を感じさせます。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
矯正治療にもさまざまな手法がありますが、咽頭や気道を広げ、鼻呼吸を促進する矯正はSH療法を置いてほかにはありません。
歯列不正の最大の原因は、口呼吸にあります。幼少のころからぽかんと口を開けた習慣が、歯列に悪影響を与えます。また、常に口を開けた呼吸が、ダニ、花粉、排ガスなどを吸うことで体にアレルギー反応や炎症を起こす要因となります。

鼻呼吸を常に意識することで、これらを最小限に防ぐことがわかっています。つまり鼻の構造上、フイルター機能や温熱効果があり、容易に空気中の為害物質から肺や体を守ってくれるのです。
鼻呼吸促進の呼吸法や夜間のマウステープの実践によって、アレルギー性鼻炎、喘息、肥満アトピー性皮膚炎など改善した報告が多数あります。
実は私も口呼吸を幼少のころから身に着けてしまい、歯列不正となりました。小さいころのアルバムに映っていた自分の口がいつも開いていることに気が付き、愕然としました。
現在私は、患者さんへ提供する取外し式の矯正治療を自ら実践し歯列は改善しています。さらに鼻呼吸促進の呼吸法と夜のマウステープを貼って、自分自身が改善するかを検証しています。

あなたが
自分を受け入れたとき
世界は
あなたを受け入れる
しかしあなたが
自分を否定してる限り
世界はあなたを
受け入れることができない
坂本龍馬