正しい咀嚼習慣

梅雨も明けないうちから真夏の暑さが続いています。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
矯正治療の中で、あいうべ体操のほかに、前歯でよく噛むことを指導しています。
前噛みは、唇と舌をうまく使わないとできない動作です。
現代では、すぐ奥歯で噛む習慣があり、よく噛まない状態が咀嚼力の低下につながります。

Young mother and her daughter having breakfast together
太古の日本人は、前歯で固いものを噛み切る食習慣でした。
しかし、現代の軟食時代では、そのような動作が希薄となり、咀嚼の変化に伴って歯列が狭窄、その結果歯列不正の増加が起こりました。
装置による歯列の改善とともに、正しい咀嚼習慣を身に着けることで、全身の健康を向上させていくことが重要となります。