装置を外している時間

穏やかな秋晴れが続いています。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
当医院の取り外し式矯正は、ただ単に装置を夜装着するだけで、歯並びが改善するわけではありません。
昼間外している時間でも噛むという行為は、常にあるわけですので、その時間をおろそかにするのではなく十分に意識しながら、よく噛んでいただきたいのです。
特に現代の子供たちは、よく噛まない、噛めない、飲み込めない状態が多いと実感しています。
軟らかいものを好み、食卓には常にジュースを横に置き、スマホをいじりながら悪い姿勢で,早食いや極端に遅いといった光景が目に浮かんできます。

はたして、このような状態で装置のみの治療がうまくいくでしょうか?
もちろん答えはノーです。
そもそも歯列が不正になる理由が、日々の誤った習慣にあることを十分認識していただきたいのです。
お口や舌の筋力アップトレーニングやよく噛む習慣、頬杖や舌だしなどの習癖改善など、ポイントとなるアドバイスは多岐にわたり、それらを装置を外している時間に、どれだけ意識して改善していけるかが
治療を成功に導くための重要な項目となります。