青い目の男の子の矯正治療

幕張ドルフィン歯科の米山です。
取外し式矯正を治療中の小学生の男の子がいます。彼の眼は、やや青い目で、ラテン系の混血児。日本人のお母さんの悩みは、上の前歯が大きく離れていることでした。
確かに前歯がそれぞれ大きく、側切歯の生えてくるスペースがありません。このままだと明らかに、歯並びが悪くなる可能性がありました。ですが、心配には及びません。

小学校低学年から取外し式の矯正をスタートすることで、永久歯の生えてくるスペースを作り、高学年になってほぼきれいな永久歯列になることができます。前歯が正中から離れているところも、ワイヤーで正中に押してあげることですでに改善しています。あとは、側切歯の萌出を待つばかりとなっています。
毎月、ラテン系のノリでユニットの上を縦横無尽に遊んでしまう彼をなだめながらの治療ですが、高学年のころには、笑顔がもっとすてきになるに違いありません。
私は彼に限らず、子供の矯正治療を通じて、子供たちが成長していく過程を見るのがとても好きです。私も下に4歳の息子がいますので、その想いがとても強いのでしょう。