よく噛むこと

1日は、五月晴れの一日でした。幕張ドルフィン歯科の米山です。
現代の食習慣は、よく噛まなくても飲み込めるものであふれています。一口30噛みといわれていますが、あながちうそではありません。
よく噛むことで唾液が出て、消化を良くします。また、咀嚼というリズム運動が、脳を活性化し、認知症の予防になります。咀嚼に限らず、ジョギングやウオーキングは、リズム運動なのでセロトニンを活性化しおだやかな精神を養います。

よく噛むためには、よく噛める歯列も必要でしょう。しかしながら、現代人の歯列は、狭窄し、舌の位置も咽頭よりの状態です。舌が沈下気味の場合、睡眠時無呼吸症の要因ともなります。
狭窄した歯列を解除するためには、歯の土台から改善する必要があり、その治療としては取外し式の矯正を推奨します。取外し式の矯正は、前歯の改善だけでなく,狭窄した歯列を本来のアーチへと改善していくものなのです。