師の存在

7日の早朝、私は品川プリンスホテルのテニスセンターにいました。
そこでは、錦織選手の話題で持ちきり。
明日は、いよいよとなる決勝戦。
4強時代からニューエイジ時代へ
明日は、新しい時代の幕開けとなるでしょう。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
私のテニス歴は、大学からスタートしましたのでかなり遅いといっていいでしょう。
プロレベルの人は、それこそ幼少期からテニスに慣れ親しんでいることが通常です。
私は、大学時代、レギュラーになれたのは、高学年になってから。
しかし、勝敗は負けの方が圧倒的に多かった私です。
試合前日になると緊張して眠れなくなり、試合中に足がつってゲームオーバー。
そんな悔しいことがたびたびありました。
卒後、ひまわりテニスクラブに入ってから、学生時代のプレッシャーから解放された私は
小さな草大会で、3回ほど優勝を経験するようになりました。
2001年の開業から、仕事が忙しくなり、試合に出ることもなくなりましたが、スクールには
通い続けていました。
3年前になりますが、同じ学会の先生と品川で定期的にテニスをするようになりました。
彼は、練習中は同じレベルかと思っていたのですが、いざ試合すると、全く歯が立たないのです。
テニス戦歴を聞いてみると、過去市民大会で何度か優勝し、県大会まで駒を進めるほどの
実力者でありました。
全く歯が立たないことが悔しくて、これはダブルス中心のスクールレベルの練習では
無理だと思い、酒田コーチに、シングルスのプライベートレッスンを依頼しました。
酒田コーチは、ジュニアを育成し、全国を目指している方です。
過去、錦織選手と同じ全米のテニスカレッジに所属していました。
そこでトミーハース選手といつも練習メニューをこなしていたとのことです。
また、全米オレンジボウル準優勝という実績がある方です。
当初、私は全く勝てない同業の彼に勝ちたいという思いで、酒田コーチのレッスンを
去年の春から受けるようになったのですが、学生時代には経験したことのない厳しいレッスンに
恐怖感を抱くようになりました。
去年の夏のレッスン中には、マジで死ぬかもと思ったくらいです。
それでも、今までの自分のテニスを覆させられるほどの理論と、その反復練習に魅力を
感じるようになりました。
今では、同業の彼とも互角に戦えるようになり、アウトなどほとんど気にしなくなるような
意識を持てるようになりました。
錦織選手もマイケルチャンコーチを向かい入れてから、心技体のバランスが格段に
良くなったところは、報道関係を見ても間違いのないことでしょう。
私は思うのです。
師を選ぶことは、人生に偉大なる変化をもたらすものだということを