月に想う

今宵は中秋の名月、皆さんは何を月に祈りますか?
幕張ドルフィン歯科の米山です。
本来は、これからの豊穣や収穫を祈願するものですが、自分がいつも満ち足りた笑顔であるように、といったことでもいいのかもしれません。

取外し式の矯正患者さんで、海外留学や研修旅行に行かれる方がいらっしゃいます。日中は、装置を外した状態でいいため、日々の勉強や友人との語らいには何ら支障はありません。
夜の装置装着さえ忘れなければ、治療は充分に進みます。治療期間がやや長くなる傾向にあるため、日中の生活に影響を与えず、また装置を外している時間を重要視しています。
具体的には、食事を良く噛むことで脳へのよい刺激を与えます。咀嚼運動は、リズム運動としてセロトニンを活性化させ、認知症の予防効果が期待できます。
あいうべ体操を実施することで口や舌の筋力を促進させ、口呼吸を鼻呼吸に変えていきます。口を閉じる習慣は、風邪菌やウイルスを容易に体内に吸収しないため、病気にならない身体に変えてくれるでしょう。
このように歯列の改善を目的とはしていながら、自然と全身の健康も良くなる矯正として多くの方の評価をいただいています。
月は太古から私たちを見守り続けています。豊穣を祈るということは、人の健康を祈ることと同義ととらえたとき、私も夜空に祈らずにはいられません。

幸せを
感じ続ける
それがあなたの
ただ一つの義務である
坂本龍馬